
消火器には粉末消火器の方が安くて、消火能力も高く、火災の種類を問わないオールラウンダーなのですが、薬剤のせいで家財が失われる場合もあります。
そんな場合には二酸化炭素消火器を用いると周囲を薬剤で汚染せずに初期消火へ向かう事が出来ます。
炎が壁やカーテンを伝って高さ2メートル(部屋の天井あたり)以上になると消火は困難になる事が多いですので、初期消火は迅速に行動する必要があります。

防災機器の総合メーカー「ヤマト」。ABC粉末消火器の国産第一号もヤマト。
消火器の使い方、注意事項などは消防署などのWEBサイトで掲載されております。是非見ておきましょう。
消火能力は高いものの、放射時間は10〜30秒と短いものが多く、火元にかなり接近して消火にあたる必要性があります。

強化液タイプの消火器は、てんぷら油による火災、紙や材木といった一般的な火災に対して特に強く、厨房施設などにも用いられる事も多い物です。
従来の強化液は強アルカリ性で皮膚を強く刺激し、目などに入ると危険でもありましたが、これはほぼ中性てで安全性を高めています。
粉末では無い為に、てんぷら油に掛けると飛び散って一時的に炎を広がる場合があるので注意しましょう。

自転車用の空気入れでも圧縮空気として入れられる訓練用の器具です。
粉末消火器は15秒前後噴射すれば終わりなので、練習するにしても非常に割高になってしまいます。
これは水1リットル分を、空気入れの圧縮空気で4〜6m放射を何度も使う事が出来ます(所謂、水鉄砲)
訓練用なので消火器具としては見られていませんが、花火シーズンなど練習がてら使っておくと、本物の粉末消火器を使うときにスムーズになるでしょう。
個人的には水1リットルを高圧で散水できるので、猛暑の打ち水(熱気を奪う)やら、溝掃除にも使えそうだとか思ったりしますが・・・。

多くのエアゾールタイプの簡易消火器具は、「ハロンガス」を使った物で、てんぷら火災には効きません。
※消防庁より
ハロンを使用したエアゾール式簡易消火具は「天ぷら油火災」に有効ではありません
こちらの製品は「強化液タイプ」で天ぷら鍋の火災、くずかご、カーテン、クッションの火災に向いています。