
消臭剤、除菌剤も避難生活を送る上で重要です。
最近の震災は冬場が多いですが、もし夏場だとすれば感染症、食中毒が大規模に流行する可能性があります。
充分な水洗いも出来ない為に、手足、衣類、食器の取扱いには特に注意したい物です。
食器は表面にサランラップを貼って、使い捨て食器のように扱う方法もありますが、やはり手に取って使用するので除菌処置を施しておきましょう。
洗濯物も長期間に着ざる得なくなりがちで悪臭の元になります。ライフライン寸断で暫くは風呂へ入れなくなりますから、介護用の製品などで対策しましょう。

塩素系強力消臭剤。ポータブルトイレはよく売っていますが、処理には困る物です。
錠剤タイプなので子供や高齢者が誤飲しないように保管場所には留意し、酸性系の薬剤とは混ぜないようにして下さい。

花王製品。4.5リットルタイプで、スプレーは別途必要になります。
アルコールスプレー(除菌剤)で、中性タイプ。食品・調理器具の衛生管理に厨房でも使われています。

髪や地肌にのばし、拭きとるだけで頭部の汚れや匂いを取り除く泡状のシャンプー。
通常のシャンプーでは水を大量に使いますので、被災時の頭髪ケアはドライシャンプーがよく用いられます。

1枚のサイズは幅20×長さ25cm。
100リットル単位で必要な入浴は、地域によって1ヶ月単位で入れない場合も・・・!
阪神淡路大震災で自衛隊復旧支援隊のテント張の風呂はあったものの、利用者が余りに多すぎて湯の汚濁が激しく、利用停止になるほどだったそうです(臭気は炭酸泡が出る入浴剤も入れる等で対処)。
トゴールと呼ばれる仮設風呂が工事完了するまで、実に被災から40日掛かったのです。
特に夏場ともなれば気温が上がり、猛暑日ならば摂氏35〜40度と環境は最悪です。かぶれ・汗疹・皮膚病・皮膚炎などを起こす可能性もあります。




ポータブルトイレには2種類。
1つはタンクに汚物を貯め込むタイプ、
もう1つはくみ取りタイプ。
前者は水を使用。一時的であれ連続使用が可能となり、タンクが一杯になるまでは快適。一杯になればマンホールのフタを開けて廃棄、或いは上記商品の「消臭錠剤」を入れたり、地下へ埋設。
後者は用を足した後、薬剤を入れて消臭、ゲル化、固形化して処理しやすさを考えた物。主に自動車の渋滞対策にも使われています。
長期的に考えると一番下の商品を小用専用とした方がコストを抑えやすいかもしれません。
使ったトイレットペーパー、ウェットテイッシュなどはペール缶などに新聞紙と共にゴミ袋へまとめておきます。ここでも消臭剤が必要となるでしょう。
長期利用を考えて、便座も殺菌ウェットティッシュ、スプレーなどで清潔に保つ必要があります。
化学に詳しければ、屎尿に対応(つまりオムツなどに使われる物)する高分子ポリマーを工場から業務用として1袋(20〜40kg)分で購入すれば、地域住民すらも対応できるかもしれません。ポリマー自体は安いので。
また、屋外へのダメージが深刻で、倒壊寸前ともなると屋外で過ごす事になりますが、そうなると屋外トイレが必要となります。
被災時のトイレ、屋外共用トイレの建設については下記のリンクが参考になります。